胎内川 ガッコ沢
2日: ガッコ沢に架かる橋のやや北側川寄りにあるスペースに車を停める。この橋には「みはらしはし」と書かれている。道の先、南側には胎内第二発電所の管理棟が見える。
飯豊連峰の沢を中心とする沢の記録
2日: ガッコ沢に架かる橋のやや北側川寄りにあるスペースに車を停める。この橋には「みはらしはし」と書かれている。道の先、南側には胎内第二発電所の管理棟が見える。
胎内川流域で計画した沢では、最後の沢である。過去2年雨に祟られて、なかなか実行できずにいたので、三度目の正直と言ったところか。今年も天気予報はあまりよくなかったが、何とか遡行できると見込んで実施に踏み切った。
今年は谷の雪解けが遅いと言われていたため、主脈からかなり外れた飯豊連峰の末端の沢から手を付けることにした。結果としては、ここまで主脈から離れると、ほとんど残雪はなくなっており、もう少し山域の奥にある沢に入った方が偵察の意 …
作四郎沢は楢ノ木沢出合の上流約1kmで左岸から胎内川に合流しており、源頭から出合の距離では胎内川一の大支流である。出合から流程の約7割を遡行するまで、狭隘なゴルジュが断続し、ゴルジュの後半は滝場が断続する。
胎内川流域の予定していた沢の遡下行も大詰めといったところだが、今年は加治川流域を集中して登っているので、一年振りの奥胎内だ。今回のルートは、胎内尾根を登って本源沢左俣にアクセスして、本源沢下降、作四郎沢遡行、大黒沢枝沢下 …
6月29日: 風倉トンネルを抜け広河原橋を渡ってすぐの側道入口ゲート前に車を停めて、側道を歩いて深谷沢出合へ向かう。発電所を過ぎ、深谷沢に架かる橋の袂から下降して入渓する。流れは平凡だが両岸は絶壁である。 標高が低く水温 …
奥胎内ヒュッテ付近に車を停めて、支度を済ませた後、20分歩いて高倉橋に着く。橋上から入渓ルートを探ると、左岸にブッシュに隠れてバンドがありそうなので、藪を掻き分けて踏み込んでみると平坦な踏跡が堰堤まで続いていた。
3日: 前夜は中条ICを出たところにある駐車場で前泊し、早朝奥胎内に向かう。奥胎内ヒュッテ付近の駐車スペースに車を停め、河原へ向かう階段を降りた所で入渓した。胎内川の徒渉は股下くらいまでの水量で、流芯は左岸側である。
中一週間あけて再び胎内川を訪れた。前回は梅雨明け間もなく、当日も雨だったせいで増水していたが、今回は晴天続きで、本流を絡めて遡下行するには絶好のコンディションに恵まれた。
本来は楢ノ木沢堂沢に入る予定だったが、前日から明け方までの雨で増水していたため予備ルートとして計画した胎内川と西俣川の支流を遡下行した。