本川 九郎三郎沢~本流
本ルートを計画したのは昨年だが、下り坂の天気が予報されていたのを勘案して転進したため、今年改めて同ルートを辿ってみることにした。本川はやや等高線の密度が小さいものの、規模的に一日から二日かけて遡行するのに手ごろな沢のよう …
飯豊連峰の沢を中心とする沢の記録
本ルートを計画したのは昨年だが、下り坂の天気が予報されていたのを勘案して転進したため、今年改めて同ルートを辿ってみることにした。本川はやや等高線の密度が小さいものの、規模的に一日から二日かけて遡行するのに手ごろな沢のよう …
不動沢は、深沢の近くにあって、それなりに興味を惹く沢という基準でピックアップした。深沢のおまけで遡行するようなつもりでいた沢である。
深沢はこの辺りの阿賀野川左岸域において、地形図上で際立って等高線が詰まっていて目を惹く沢なので、以前から気になっていた。標高が低いことから、入渓するなら、6月か11月頃にしようと思っていたが、その通りに今年の飯豊通い幕開 …
胎内から場所を変えて、福島側の偵察に入る。最初の沢として、奥川で沢登りになりそうな沢の中で、最も前衛に位置する久良谷沢を選び、フキデ沢を遡行し、タンゴ沢を下降することにした。
本川の転進ルート二日目は、タカツコ沢穴沢を考えていたが、少し短いので、タカツコ沢を遡行して、状況に応じて、地蔵沢か次の左岸の沢で切り上げることにした。
地形図で見る限りでは、三重滝沢は等高線も詰まっておらず、特に谷が狭まっているところもなさそうである。難しい所がないというよりも、むしろ滝もなく場合によっては終始藪に覆われているかもしれないとすら思えたが、意外にも開けて穏 …
6月に入り、今年も飯豊の沢に登る季節がやってきた。今年最初の沢として、当年の様子を窺う上でも手頃な奥川流域からまだ登っていない二本の沢を選んだ。
本川九郎三郎沢~本流下降の予定だったが、県道から見る本川の藪沢ぶりと、雨の予報とに遡行意欲を削がれて、計画を変更した。あまり移動せずに行ける範囲で予備計画を作成していたが、地形図で見て取れる通りのハズレ沢だった。 桑ノ木 …
滝沢は、弥平四郎集落と弥平四郎登山口の駐車場の中間付近で、奥川左岸から流れ込む奥川の支流である。標高650Mから800Mと源頭部の等高線が詰まっているが、それほど急でもないため、あまり期待していなかったが、多くの滝が懸り …
目当沢は奥川の本流に当たる沢で、疣岩山直下で上ノ越ルートと新長坂ルートとの分岐付近を源頭とする。地形図から読み取れるとおり、谷は浅く、これと言った難所はないが、それなりに滝も懸り、全く藪漕ぎすることなく登山道に出れるため …