裏川 矢沢
裏川最大の支流矢沢を辿った。地形の上では直線的な区間が多いことが目を引く沢である。出合までは先月と同じ区間となるが、幾つか検証したい点や探りたい点があって、幾つかの区間では敢えて前回とは違うルートをとってみた。 &nbs …
飯豊連峰の沢を中心とする沢の記録
裏川最大の支流矢沢を辿った。地形の上では直線的な区間が多いことが目を引く沢である。出合までは先月と同じ区間となるが、幾つか検証したい点や探りたい点があって、幾つかの区間では敢えて前回とは違うルートをとってみた。 &nbs …
前川下流域の沢で遡行対象に取り上げた数少ない沢のうちの二本が大穴沢と四郎沢である。
持場沢は矢沢では最大の支流だが、出合から稜線までの標高差約900M、水平距離2km弱の比較的小さい沢である。
奇観と絶景に恵まれた飯豊随一の秘境裏川。天狗橋や大日滝をはじめ大小さまざまな滝や雪渓が織りなす光景は、素晴らしいと言うより他はない。
この日程では、本流から豊実沢を通して遡行するルートと入り鳥ノ子沢の二本のルートを順次実施するつもりでいたが、9月に遡行できなかった御西沢を含めて遡下行するルートに組み替えて山行を実施した。
中ノ俣沢に架かる林道の橋の手前から沢の左岸の道を少し入った右手の広場に車を停めた。道は堰堤まで続いているが、車で進んでしまうとバックで戻らなければならなくなる。
20日(曇のち雨) 今回は五十嵐邸宅近くにある駐車場ではなく、林道のゲート手前の退避スペースに車を停めた。ゲート手前には箸を挟んで5~6台分くらいのスペースがある。
22日(雨のち曇) 初日の予定は、切合小屋まで登って、小屋に着いたら一泊して翌日入渓に備えるだけだ。昼頃まで雨の予報なので、昼過ぎに大日杉を発つことにした。
18日(曇) 実川の五十嵐邸近くの駐車場に車を停めて前川右岸の林道を歩く。この林道を終点まで歩くのは2011年にビンカガグチ沢を遡行した時以来になるが、やっぱり長い。
天候が思わしくないため、入り鳥ノ子沢に代えて日帰りの本ルートにした。 予報では10時頃から小雨ということだったが、実川の駐車場から天神堂沢へ向かう途中強い雨が降った。