洗濯沢 烏帽子沢(下降)~清十郎沢

8日に飯豊山荘に夜入り、9日6時前に出発。前日におにぎりを握ってもらう。宿は満杯だったが、ほとんどの人は出発していた。一日かけて梅花皮小屋に行けば良いのでゆっくり準備する。車の置き場所に迷いながらもゲートに近い所に駐めて歩き出すと登山口に掲示されていたのは、スズメバチ注意喚起。数日前に草刈りの人が刺されたらしい。ドヨーンとした気分で歩き出す。途中4匹ほどいて、ビビりながら通過。梶川尾根は以前下降したことがあったが、ここを登るのは嫌だなと思っていたのが、重荷を背負って登ることになる。ひいこら言いながら軽荷の人に抜かれつつ門内小屋までなんとかたどり着いて大休止。異常に暑かった。尾根の間はガスっていたが稜線付近で展望が開けた。小屋で泊まる人から、ここで泊まればという声を振り切り梅花皮小屋に4時前に到着。長島さんと合流し梶原さんは体調不良で引き返したとのこと。小屋は団体で一杯で三階となる。

 

10日

梅花皮小屋を一番最後に出る。沢屋の朝は遅い。

ゆっくりペースで梅花皮岳と烏帽子岳を越えその先の池塘に行く踏み跡から池塘を越えて下降する。天気が良くこれから下降する場所が一望できる。池塘からなのですぐに沢かと思いきや水は無くヤブこぎで行く。とはいえ下降なのでそれほど大変ではない。150mほど下ると水がでてくる。しみ出す水がなんと美味しいこと。

枝沢を四本ほど併せて1230m付近で10:00~10:40ほど大休止。さらに一時間ほど下降して1150m付近でわき水、美味。出合までそれほど時間がかからないだろうということで珍しくゆっくりペース。ただこの先、沢沿いに下降するにはゴルジュ等が続き厳しいので、左岸から清十郎沢出合まで巻くとのこと。左岸の枝沢を登り小さならくだのコブのような支尾根を乗り越え少し右に修正すると沢型にでる。笹に乗って何度かこける。出合手前の所で再び大休止。この先でいきなり直滝で清十郎沢出合。ここまでの沢の傾斜とは信じられないような直滝40m。流れを外して左の樹林帯からブッシュ帯を下降して高度感のある懸垂下降20m。無事出合に到着。降りると長島さんが良いテンバを探してくれていた。ここでゆっくりした時間を過ごす。出合の景色は素晴らしい。また降下した所は長島さんが登りでフリーで登ってルートを確認していたとのこと。本当にここしかないという下降ルートであった。

11日

出合の雪渓ブリッジの様子を見に行くなど出発の前に慎重を期してゆっくり出発。幸い行けるということで通り抜けることが出来た。ここが行けないと左岸の草付きトラバースとなりそうで心配したが、ほっと一息。深い切り込みの沢壁の中を右岸20mの滝を見て滝場が続く。5m滝を右から長島さんが空身で。ほんの数mだがザイルをもらい慎重に。次の4mも空身で荷揚げ、確保してもらって登る。その先12m右岸の急な草付きを登りトラバースをするが悪そうで上の灌木帯を目指すとのこと。ザイルをもらいここも確保。灌木帯に入って段差のある所を灌木につかまり体を持ち上げるところでザックがひっかかって上がれない。ここで手がバンプして消耗。この後のトラバースはがっくりペースが落ちる。灌木帯を抜けると露岩帯に出る。沢はまだ厳しい滝が続くということでさらにバンドをトラバースする。このルートは大丈夫かと問われて一番低いバンドは逆層気味でいやらしそうだったが、その上の段のしっかりあるところは行けると答える。さらにその上を巻くというルートもありそうだった。トラバース後樹林帯を抜け、やっと下降点があり懸垂15mで沢に降りる。高度は全然稼げず時間は3時間以上かかっている。ここで一本休憩。ただこの後は滝は続くものの快適に登れる。途中スノーブロックが散乱している箇所もあったが無事通過。枝沢はほとんど左に行き稜線の近い所を目指す。ただ1500m越えて8m滝は一見手掛かりがありそうだが上が悪いようで長島さんはカムを一箇所手掛かりに使い登り、その後は確保してもらって楽して登る。ここから沢型をすすむとやがて草原を少し登り最後ヤブこぎかと思ったらすぐ登山道に出た。遅ければ梅花皮小屋かと思ったが、門内小屋まで行けそうだ。登山道でまったりしていると遠くで雷鳴が聞こえたので、ここで長島さんと別れあわてて腰をあげて北股岳を目指す。その後は雷鳴もせずややガスってはいたが稜線漫歩、ゆっくりと門内小屋を目指す。小屋は結構な賑わいで翌日ゆっくり丸森尾根を下降して飯豊山荘に置いた車まで無事に到着。


山行最終日:2015年8月11日
メンバー:長島(L) 渡部
山域: 同行者の記録
山行形態: 沢登り
コースタイム:
地形図:二王子岳・飯豊山
報告者:渡部

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