横川(滝川) 黒松沢~浅股沢仕揚滝沢

前夜
横浜駅に集合し、飯豊へ向かう。2つの観覧車、ディズニーランド、スカイツリーと、都心の夜景を過ぎて、高速をひた走る。

日が変わった頃、道の駅喜多の郷に到着。早々に寝床を作り上げ就寝。

7/25
5時半に道の駅を出発。横川の近くにはわらび園があり、一面のわらび畑が広がっていた。

飯豊山の牌を通過して駐車スペースに到着。支度を整え、コースと装備の確認をして8:15スタート。

黒松沢の出会いまでは仕事道を歩いていく。8:40ハルゼミのジーっという声を聞きながら入渓。日差しが照りつけ風がなく、とにかく暑い。

1時間ほど歩くと、co542 8mの滝が現れる。飛沫が広がっていて、ようやく涼を感じられる。

この辺から、時折風が吹いてきて気持ちがよい。
この後も大きな滝はなく、どんどん進む。

co745 3m程の滝で足がかりとなりそうな倒木が寄りかかっているが、ホールドにうまく踏み込めず、ゴボウで登る。くやしい。こういうところを登れるようになりたい。

co850手前から、笹藪がはじまり詰めとなる。薮は根本の生え方を見て左右に漕ぐものだそうだ。また滑ったらどうしようとビビリならも、30分で尾根に到達したので一安心。

一気に景色が広がりパノラマを満喫するも、尾根は歩かれた形跡がなく下降地点までわずかな藪こぎが続く。

私は、尾根を乗っ越しているうちに方向が分からなくなってしまった。尾根筋や近くの山を目印に位置を把握していくとのこと。草地の下降では、大木周辺に草が少ないので目指していくと歩きやすいと教えられる。なるほどなるほど。

下降を開始して間もなく水が湧いてくる。2段15mほどの滝を懸垂で下降したあたりから、テン場を探す。なかなか適地が見つからず、co540まで進んでなんとかカヤライズを張れる場所を見つけこの日のゴール。

焚き火を囲みながらシェフの美味しいごはんを頂くのは至福の時。

7/26
すでに仕揚滝沢の半分以上を下降しているため、朝食をとってコーヒーを飲んで、のんびりと8時半に出発。

2段4mの滝はフリクションがきき、6mの仕揚滝を懸垂下降、4mの滝をトラロープ利用でこえて滝は終了。

この日、はじめてさかなが見えた。「魚がはしる」とはこのことか。

山行最終日:2015年7月26日
メンバー:長島(L) 高森 匿名
山域: 同行者の記録
山行形態: 沢登り
コースタイム:
地形図:叶水・岩倉
報告者:匿名