[朝日連峰前衛]頭殿山(黒鴨ルート)

連休初日は朝日町に立ち寄って林檎を買うつもりでいたので、朝日町から近くて短いルートを探してみたら、頭殿山に黒鴨から登るルートがあることが分かった。地形図には道記号はないが、かなり整備された道であることも分かった。

林道はかなりの悪路らしいが途中までは行けるかも・・・と思って車で入ってみたが、長走川へ向かう水沢の林道程ではないがかなり悪い。山神塔のある峠まで行ったが、分岐で切り返して少し戻った所に車を停めた。

山神塔のある峠の手前にあるヘアピンカーブ

この分岐で車をUターンさせたが、この先しばらくはそれほど悪くなかった。

峠の分岐(左はほとんど藪道)

峠を越えるとすぐに分岐がある。ここを左へ進む。

550M付近分岐~右は栃窪や朝日町へ続いている

茎ノ峯峠(右)との分岐。ここまで1~2カ所深く掘れてるところがあった。

茎ノ峯峠(右)との分岐

林道終点が登山口。車数台停められるが、オフロード車か軽トラじゃないと厳しい。

登山道はカラマツ林の中へ続いている。

登山口=林道終点 数台分の駐車スペースがある

すっきりしたカラマツ林。木漏れ日が心地よい。

登山口付近 落ち着いた雰囲気のカラマツ林

一旦杉の植林帯になるが、それを抜けると尖山分岐。

杉の植林帯を過ぎると尖山分岐

分岐を過ぎるとしばらくの間美しいブナ林が続く。

美しいブナ林が続く

山腹のブナ林のトラバース道から尾根道になると、しばらく急登になる。登りきっても山頂ではなく、平坦な尾根の先に幾分高い山頂が見えている。

山腹の道から尾根道に変わって登りきると山頂が間近に見えてくる

登山口からちょうど一時間で山頂に到着。登攀具も不要なので荷物も軽いし、ハイキングどころか散歩と言いたいくらいな軽登山だ。

山頂 山形盆地を囲む山々や月山、鳥海山の眺望が良い

たぶん朝日鉱泉へ降っていく道だと思うが、山頂直下に泊り場らしき平坦地があった。

山頂直下に泊り場?

大朝日岳。正面の二俣になった尾根が中ツル尾根、山頂右側の谷がガンガラ沢だろう。岩魚沢は中ツル尾根の左を回り込んでるので見えない。

大朝日岳 右手枠外には鳥原小屋が見えた

思ったより早く山頂に着いたので、帰路はキノコを探したりうろうろしながらゆっくり下山。尖山に立ち寄る。ここも盆地を見下ろす絶好のビューポイントだった。

帰路尖山に立ち寄る 三角点の背後は白鷹山
尖山から最上川の流れを見下ろす

麓の寺におわす即身仏が掘り出されたところらしい。林道沿いにある。

即身仏はここに眠っておられたそうな・・・

麓から登山口までは約4キロということなので、全区間歩いても片道一時間前後のはず。林道の悪路を考えると車で入らない方がよかったかもしれない。

下山後最寄りのカフェ 353kurogamo でお茶でもと思って立ち寄ってみたら、物産展に出店中で留守だった。

 

行程: 山神塔手前の駐車地点(11:15)-登山口(11:45)-頭殿山(12:45/13:05)-尖山(14:15)-登山口(14:35)-駐車地点(15:05)