胎内川 ガッコ沢
2日: ガッコ沢に架かる橋のやや北側川寄りにあるスペースに車を停める。この橋には「みはらしはし」と書かれている。道の先、南側には胎内第二発電所の管理棟が見える。
飯豊連峰の沢を中心とする沢の記録
胎内川水系では、胎内川の本流と数ある支流、頼母木川と鹿俣川の本流と幾つかの支流を遡行対象とした。渓相の変化、険しさという点で胎内川の本流が筆頭と言える。いくつかのガイドブックでは本源沢が紹介されているが、坂上沢あるいは大黒沢を二ツ峰まで辿ればさらに充実した山行になる。
2日: ガッコ沢に架かる橋のやや北側川寄りにあるスペースに車を停める。この橋には「みはらしはし」と書かれている。道の先、南側には胎内第二発電所の管理棟が見える。
胎内川流域で計画した沢では、最後の沢である。過去2年雨に祟られて、なかなか実行できずにいたので、三度目の正直と言ったところか。今年も天気予報はあまりよくなかったが、何とか遡行できると見込んで実施に踏み切った。
今年は谷の雪解けが遅いと言われていたため、主脈からかなり外れた飯豊連峰の末端の沢から手を付けることにした。結果としては、ここまで主脈から離れると、ほとんど残雪はなくなっており、もう少し山域の奥にある沢に入った方が偵察の意 …
作四郎沢は楢ノ木沢出合の上流約1kmで左岸から胎内川に合流しており、源頭から出合の距離では胎内川一の大支流である。出合から流程の約7割を遡行するまで、狭隘なゴルジュが断続し、ゴルジュの後半は滝場が断続する。
胎内川流域の予定していた沢の遡下行も大詰めといったところだが、今年は加治川流域を集中して登っているので、一年振りの奥胎内だ。今回のルートは、胎内尾根を登って本源沢左俣にアクセスして、本源沢下降、作四郎沢遡行、大黒沢枝沢下 …
1日: 鹿ノ俣川は胎内川の一大支流であり、黒石山を源頭として、北に向かって胎内川の西側を並行して流れ、宮久集落の胎内ロイヤルホテルの対岸で胎内川本流に合流している。
鹿ノ俣橋付近の駐車場車を停めた後、雨が小降りになるのを待っていると、寝不足と運転疲れが出ていつの間にか9時近くになっていた。鹿ノ俣橋付近はスキー場の駐車場だと思うが、数百台分の駐車スペースとなっている。
今回は赤津山からアプローチして万石沢と千石沢を遡下行する予定だったが、赤津山までかなり時間を費やしてしまったことに加えて、赤津山山頂からのヤブでさらに時間を喰いそうだったため、千石沢を下降して金尻沢を遡行して手早く赤津山 …
今年是非遡行したかった沢が二本ある。胎内川の二つの作四郎沢だ。今回はその内の一本、下流の作四郎沢を遡行するつもりだったが、初日の大雨のため、三連休の後半二日間を使って予備計画の上ノ小俣沢を遡行した。作四郎沢は来年への持越 …
飯豊の沢の中ではかなりメジャーな沢である堂沢だが、ネットを検索して出てくる記録は全て右俣右沢である。となると左俣はどうなっているのか気になってくるので、左俣を登ってみることにした。
今回は足ノ松沢支流のアゴク沢をメインに、大石川西俣川流域の朴ノ木沢下降~大熊沢へと繋いだ。アゴク沢は6月から計画を出しては先延ばしにしていたものの、かなり気になっていた沢だ。
今回は胎内川を楢ノ木沢出合から通して遡行することと、東俣沢の作四郎沢と坂上(大黒)沢を遡行することを目的とする計画だったが、16日に接近した台風をやり過ごすために作四郎沢を省略した。
この週末は楢ノ木沢堂沢を計画していたが、天気予報では午後から雨で翌日はさらに大気が不安定になるとのことだったので、①集水域が狭く降雨時の影響が少ない、②夜間に大雨に降られることも想定して小屋に泊まれる、③翌日降雨でもさっ …
本来は楢ノ木沢堂沢に入る予定だったが、前日から明け方までの雨で増水していたため予備ルートとして計画した胎内川と西俣川の支流を遡下行した。
中一週間あけて再び胎内川を訪れた。前回は梅雨明け間もなく、当日も雨だったせいで増水していたが、今回は晴天続きで、本流を絡めて遡下行するには絶好のコンディションに恵まれた。
3日: 前夜は中条ICを出たところにある駐車場で前泊し、早朝奥胎内に向かう。奥胎内ヒュッテ付近の駐車スペースに車を停め、河原へ向かう階段を降りた所で入渓した。胎内川の徒渉は股下くらいまでの水量で、流芯は左岸側である。
奥胎内ヒュッテ付近に車を停めて、支度を済ませた後、20分歩いて高倉橋に着く。橋上から入渓ルートを探ると、左岸にブッシュに隠れてバンドがありそうなので、藪を掻き分けて踏み込んでみると平坦な踏跡が堰堤まで続いていた。
6月29日: 風倉トンネルを抜け広河原橋を渡ってすぐの側道入口ゲート前に車を停めて、側道を歩いて深谷沢出合へ向かう。発電所を過ぎ、深谷沢に架かる橋の袂から下降して入渓する。流れは平凡だが両岸は絶壁である。 標高が低く水温 …