9月17日矢沢でカメラ紛失

16日に1580M左岸枝沢源頭部付近の藪の中でビバークして、翌朝ビバーク地から矢沢に下降するまでの間に藪の中でカメラを落としてしまった。今回の山行で撮った写真をすべて失ってしまったことは大ショックだ。

ハードは下山翌日会津若松の家電量販店で代替品を購入したが、失くした写真の代替品は売ってなかった。

ちなみにカメラを失くした後、最後の詰めで登山道に出る途中で、記録用に携帯していたシャープペンシルも落としていた。これもカメラを買った直後に代替品を購入した。

これまでカメラが壊れたりレンズのキズが増えてきて写りが悪くなったことは度々あってその都度買い替えてきたが、失くしたのは今回が初めてだった。



トンビマイタケ

先日の山行で、トンビマイタケを持ち帰ってみた。

キノコ図鑑の説明どおりならば成長しすぎているが、敢えて持ち帰った理由は以下の通り。

  • 同じサルノコシカケ科にマスタケというきのこがある
  • キノコ図鑑にはマスタケにも同じようなことが書かれている
  • これまで少し成長してしまったマスタケを食べたことは何度かあるが、ササミのような食感で問題なく食べられた

では、トンビマイタケはどうだろうと思った次第。

キノコの下処理(土や葉や根元の硬い部分を取り除く)をしていると、さすがに硬いと思って先ずは湯でこぼして、水気を切ってから油で炒めてみた。

 

さて、食味はというと。

硬さはササミくらいで問題ないが、風味に乏しく美味しくもなんともない。湯でこぼしたのが原因である可能性もなくもないが、さすがにひどい。今度は硬くなる前の若いものを食べてみたい。

香りはマイタケに似ていた。

教訓、成長して硬くなったトンビマイタケは持ち帰っても価値がない。

 

今回は現地で処理せずに家に持ち帰って処理をしたが、ノミみたいな小さな虫が結構ついていて、ぴょんぴょんはねられた。

教訓、土、葉、不要な部位の処理は現地で(少なくとも車に乗り込む前に)済ませた方がいい。家では保存処理と調理をすればいい状態にしておく。



同行者の記録アップ完了

パーティのメンバーが書いた記録のアップを完了し、同山行の記録に「同行者の記録」へのリンクを追加した。

古い山行の中には自分で記録か遡行図の一方しか書かなかったものがあるが、そのような山行に関してはメンバーの手による遡行図または記録をメインの遡行図または記録として掲載している。

「山行記録 検索」の「山域」欄で「同行者の記録」を選択して絞込検索を行うと、同行者の記録一覧を得ることができる。(「同行者の記録」は「山域」ではないけど、サイト管理の都合上このようにした)



NEMO TENSOR MUMMY パンク

先日、矢沢にツェルトを張って泊まったとき、NEMO TENSOR MUMMY (スリーピングマット)がパンクしていた。現地でパンクしたのか、その前にパンクしていてのかは分からない。

今日、修理を試みたが、水に沈めてもどこに穴が開いているのか分からなかった。これでは直しようもなく、しばらくはウレタンタイプのマットを使うことになる。寝心地と重量の点ではマイナスになるなぁ。メリットはフレームが入ってないザックの形状保持に一役買うくらいだ。



イヨシロオビアブ発生期に適した服装

昨年まで:フラッドラッシュ

  • 長所:ウシアブにも効果万全
  • 短所:暑い=暑い日には熱中症のリスク高

 

今年①:ドラウトセンサー?(古いやつで春秋のハイキング用に使ってた中厚手のやつ)

  • イヨシロオビアブは防げるがウシアブは貫通
  • 暑さはかなり低減した

 

今年②:ドラウトセンサー?+フラッドラッシュアクティブスキン

  • フラッドラッシュとほとんど変わらない
  • ウシアブの中には貫通させてくるやつもいた

 

課題: 厚手で涼しいウェアはないものか?

ウシアブの攻撃に目を瞑れば、今年①でもよいのだが・・・

 



編集終了

8月9日朝、ようやく昨年までの山行記録の編集が終わった。これから長期山行がいくつかあるので、その前に終わってよかった。これで、今後の山行の記録に専念できる。



実川アシ沢の追記

新小荒発電所のダムは取水していた。取水時はこんな風に水を湛えていて、堤体の上から静かに水が流れ落ちている。増水してない時は取水するのだろうか? 管理会社に問い合わせたら教えてもらえるのだろうか?

新小荒発電所の取水ダム

今回の山行では、沢に虻・蚋・蚊がほとんどいなくて快適だったが、最初に小滝を巻いたときに左手首を蜂に刺された。黒っぽくてずんぐりした蜂だったのと、強い痛みではなかったためミツバチの仲間だと思う。クマバチにしては小さかったみたいだし、マルハナバチにしては黒かった気がするが、はっきりとは見えなかったので定かではない。

帰りに入浴に立ち寄った西会津のロータスインで4個入500円で売っていた田部農園の桃「あかつき」、安さにつられて買ってしまったがすごく甘くて美味。今週は一日一個がノルマ、週末までに食べないと傷んでしまう。

田部農園のあかつき


日中飯森山沢開き

今週、飯豊の沢は小休止。

昨年前川支流を継続遡行・下降していたときに御西小屋でお会いした方に教えてもらったイベントに参加してみた。

天気予報は一旦梅雨明けするかのように連日晴予報が並んだが、熱帯低気圧が発生してから一転、週末のみ雨になってしまった。沢開きはと言うと、朝の実行委員会の協議によって当初の予定から行程を変更して、四条四段滝まで行って引き返して砥山キャンプ場で泊まることになり、さらに大桧沢を遡行している途中で糸滝で引き返すことになった。

飯森沢橋の手前に車を停めて山行開始

今回の参加者は天候不順によるキャンセルや泊まりから日帰りへの変更もあって、泊まり5名、日帰り4名(だったか?)で、例年より少ないそうだ。実行委員会のサポートは泊まり4名、日帰り3名(だったか?)に、泊まり場での世話役(宴会?)に数名のサポートが加わった。このくらいの要員を導入する必要はあるかなと思っていたくらいのサポート体制だった。

水量は集水域の割には多く感じたが、実際雨続きだったので多いとのことだった。

飯森沢橋下の渓相 すぐ先が飯森沢と大桧沢の出合
砥山キャンプ場までは山道がついているがあえて沢を歩く

砥山キャンプ場で長い休憩、必要なもの以外の荷物を置いて糸滝へ向かった。

砥山キャンプ場を後にして糸滝へ向かう

糸滝に着くとまた長い休憩をとる。このときまだ四条四段滝までは行くと思っていたが、砥山に降ると知らされた。水量が多くここまでに想定より時間を要していたのかもしれない(理由を聞いておけばよかった)。

糸滝 今日は水量が多くて「糸」じゃないなんて言ってた

砥山キャンプ場は小さな神社の前にある小高い草叢の台地。スタッフが刈り払いをした上でブルーシートを張ってくれていて、準備は万端だった。

既に完成していた幕場

早すぎる帰還のため、薪集めをした後に、長々と宴会が繰り広げられる。つがざくら山岳会の代々会長が勢ぞろいという感じで、飯森にまつわる話を聞かせていただいた。

天気予報通り夜は雨に降られた。ブルーシートの切れ目や端から伝ってきた滴で幕下のシートの上は水浸し。濡れながら眠る羽目になった。雨と分かっているときはブルーシートの下でもテントを張った方が良かった。テントは持参していたが枕として使っていた。

翌日は増水が少し治まってきてから下山。それでも9:30には駐車場に到着した。

飯森沢橋からの渓相 前日と比較すると増水の程が分かる

参加者に配られた入浴券を使って入浴しようとしたが、訪れた時刻が早すぎて入浴できず、庁舎の近くの日帰り入浴施設で汗を流して帰路に着いた。



実川下流部散策

7月21日から22日にかけて大古沢と小古沢に入ろうと現地へ向かったが、大古沢出合に下降しようとしたところ、ほぼ徒渉不可能なほどの水量があった。

アシ沢に計画変更しようと五十嵐邸宅跡方面へ向かうが、登山地図も地形図も持ってきていないことに気付いて、転進も止め。

今後のために新小荒発電所の取水ダムと小古沢出合の様子を見ておくことにした。

まずは取水ダム。水門は全開で、全水量が下流へ流れている。前川も裏川も増水しているのだろう、どちらもかなりの水量だった。前川の方が少し水量が多いかもしれない。

取水口と取水量を制御する水門

ダム下の様子。これだけの水が狭いゴルジュを流れているのだから、徒渉が困難なことは容易に想像できる。ダムの堤体を対岸に渡れるようになっており、右岸には山道が続いている。大古沢へのアプローチとしては、ここで右岸に渡って段丘状になったあたりをトラバースして行けばよいが、あとは藪がどの程度かによって所要時間が変わってくる。大古沢出合付近は植林だったので、仕事道があるかもしれない。

全開の水門から流れていく水流

今度は小古沢出合。林道からワイヤーのようなものが見えたので、付近に降りてみた。恐らく古い吊橋跡だが、とても使えそうもない。

小古沢出合付近の吊橋跡

出合は実川下流部のゴルジュの中でも特に狭まっていて流れが強そうなところにある。小古沢はそこに滝を連ねて流れ込んでいる。沢の規模からするとかなり水量が多いが、半ば増水の影響もあっただろう。

水の流れに乗ってでも、ここを左岸に渡れれば、林道に出るには大きな困難はなさそうだった。渡れなければ、大古沢出合経由で取水ダムまで行くことになりそうだ。

小古沢出合

林道に戻る途中の植林帯にて。こんなところにも生えるのか・・・

小古沢出合対岸林道脇の植林帯

実川出合の水量も当然多い。ダムの取水時間が事前に分かれば計画が立てやすいのだが、知る術はないものか?

実川出合(実川島)

帰りは会津経由で山都に立ち寄った。只見川出合をみた後、久し振りに一ノ戸方面にある無人直売所でアスパラを買った。

只見川出合(山都)


公開

一昨日「

一応これをもって公開としたつもり。